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オペラ初めて物語 【鑑賞編】

<前回内容>
オペラ初めて物語【準備編】
オペラ初めて物語【準備編2】
オペラ初めて物語【鑑賞前編】

引き続き、「メトロポリタンオペラ」の感想です。今度はちゃんと内容の感想をば。
自分が観て来たオペラは、『椿姫』になります。

【あらすじ】(公式サイトより抜粋)
▼第1幕▼
「椿姫」の愛称を持つパリの高級娼婦ヴィオレッタは、自宅での夜会で紹介された純真な青年アルフレードに初めての真実の恋を覚え、郊外で幸せな生活を送る。
▼第2幕▼
しかし、ある日アルフレードの留守中に現れた彼の父ジェルモンに、娘の縁談に障ると懇願され、泣きながらそっとパリに去る。
事情を知らないアルフレードは怒り、パリの友人宅の夜会で彼女をつかまえ満座の中で辱める。
▼第3幕▼
数ヶ月後、かねてから胸を病んでいたヴィオレッタは病床で死を待つだけの身になっていた。
すべての真相を知ったアレフレードは許しを請うが、時すでに遅く彼女は息を引き取る。

【出演者】
(主役)ヴィオレッタ・ヴァレリー役:ルネ・フレミングさん
(その恋人)アルフレード・ジェルモン役:ラモン・ヴァルガスさん
(恋人のパパーン)ジョルジョ・ジェルモン役:ディミートリー・ホロストフスキーさん

話は知ってはいましたが、まさかオペラではあんな風に演じられるとは夢にもおもわなんだ。
オペラ初心者のため、内容はヘッポコになります。お許しあれ。
では、どうぞ。
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【出演者の感想】
出てる人全員超絶有名人だったらしいですが、初心者にはありがたみがわからず、もったいない気が・・・。
しかししかし、知らなくても彼女・彼らの凄さを実感しました!

●ソプラノ:ルネ・フレミングさん
幅広い音域で、聴かせます!酔わせます!
個人的には、第2~3幕で一気にきました。
(第1幕は遠慮している感じの歌声だった?)
大好きシーンは、第2幕のアルフレードパパーンとの応対歌合戦&ハモリシーンです。
相手とのハモリも違和感なく聴けて、とても心地良かったです。

●テノール:ラモン・ヴァルガスさん
優しい感じの声音な方でした。
バリトンに比べてやや迫力負けしますが、ヴィオレッタ嬢とのハモリシーンで相手の声をより引き立たせ、さらに自分も引き立たせるといった技術を見せ付けられました。
大好きシーンは、第1幕の熱烈ラブコール時の2人のハモリシーン。
最後まで心地よい余韻を残して、耳に響く歌声はすごい。

●バリトン:ディミートリー・ホロストフスキーさん
きましたよ!低音声大好きっ子の心を鷲掴みにするお方が!!
アルフレードパパーンの役自体は嫌なオジサマ設定ですが、役者さんは最高!
(どうして嫌かは、内容感想で記述)
腹に響くね、声が!迫力も十分でした!
大好きシーンは、第2幕のヴィオレッタ嬢との対応歌合戦&ハモリシーン。
もうこのシーンは始終鳥肌立ちまくってました。ホント。
相手の声を掻き消すわけでもなく、かといって自分の声だけが目立つでもなく。
絶妙なさじ加減で調整された歌声の、なんと素敵なことか!
次点は、第2幕の息子とのかけあい歌合戦シーン。
畳み掛けるよ!畳み掛けるよ!

●オーケストラ隊
やはり生音サイコーーー!!!
オーケストラあってのオペラと言っても過言はないですね!
音楽をテープとかCDで流すだけでしたら、きっと白けたことでしょう。
縁の下の力持ち!
これに限らず、音楽ってものは、やはり生で体全体で感じるのがいいのだなぁと思いました。
(ライブとかね)

【オペラ全体の感想】
①字幕内容がやたらとクサイ台詞だらけ
こう感じたのは、自分がおこちゃまだからなのか、そうなのか!?
第1幕は、アルフレードの猛烈アタックシーンであるため、もうこれでもか!というほどラブトークを坊ちゃまが開始するわけです。
オペラだから違和感なく聴けると思うんですが、これを素で言ったならば、もれなく口から砂吐く!ぐらいのクサイ台詞でした・・・。
・・・情熱的ってことなのかな・・・。外国はすごいね・・・。

②感情の変わりようが激しい
オペラってものがそうなのか、それともこの話だけが特殊なのか。
とにかく、各役の感情のベクトルが半端なくガンガン変わります。
「えっ!?あ~た、舌の根乾かぬ内に何さっきと正反対なこと言ってるの!?」みたいな。

(例)第2幕のアルフレードより
ヴィオレッタ嬢が家を出てったことをパパーンから聞かされる。
  ↓
アルフレード:「ボクは信じるよ。きっと何かの間違いだ」
  ↓
机にあったパーティ招待状の手紙に気づいたと同時に。
  ↓
アルフレード:「パーティに行ったというのか!?(声高らかに)復讐してやる!
「あのアマァ!」と語尾につくぐらいの憤りっぷり!)

そのため、第2幕の途中から展開についていけなくなってる自分がいました・・・。
情熱的だね・・・。

③舞台装置&衣装&小物が豪華♡
衣装好き&装飾好きは、もうこれで満足するぐらいの豪華っぷりでした。
30分間という、ものごっつー長い休憩時間も許せちゃうぐらいの素晴らしさです。
第1幕と第2幕最後のヴィオレッタ嬢の衣装がかわいすぎです!ブラボー!!

【『椿姫』の内容感想】
※注:あくまでオペラ初心者による、この話自体での感想となります。
なので、間違ってる!とか思う方もいらっしゃると思いますが、お許し下さい・・・※
▼第1幕▼
どこかの家で娼婦達とお客様によるパーティーが開かれておりました。
そんな中、主役のヴィオレッタ嬢はある青年、アルフレードを紹介されます。
どうやらヴィオレッタ嬢に一目惚れをしたとのこと。熱烈にラブコール開始です。
てか、熱烈に陶酔しすぎです、アルフレード。(笑)
なんか当のヴィオレッタ嬢置いてけぼり感タップリだった気が・・・。(気のせい?)
とにかく言うこと言うことがクサかった。(笑)
お坊ちゃま、なんて必死なの!?
言いたいこと言い尽くしてその場を去るアルフレード。
その後、ヴィオレッタ嬢の独り語りとなるわけですが、なんか激しかった。
確かこんな感じ。(間違ってたらスイマセン)
その1:
「信じていいのかしら?」
  ↓
「いいえ、こんなことあるわけがない」
その2:
「こんな私でも幸せになれるのかしら?」
  ↓
「いいえ、しょせん自分は娼婦。もう長くないし、今をこのまま楽しく生きればいいじゃない。アハハハ」
この時、自分は思いました。
「あぁ、まるでパンドラ母さん(by漫画「ハーメルンのバイオリン弾き」)みたいだな」 と。
(ハーメルンを知ってる方なら、だいたいわかっていただけるかと)
素晴らしき人間不信っぷりでした。
感情ベクトルがガンガンに激しく変わりまくりだなぁと思った最初のシーンです。
時たま聞こえてくるアルフレードの歌声(先程の口説き台詞)で被害妄想中のヴィオレッタ嬢が正気に戻るシーンに笑い。
今まで娼婦で苦労してきたのね・・・。ホロリ。
結局どっちつかずのまま、第1幕は終了となる。

▼第2幕▼
どうやらなんだかんだでアルフレードの求婚に答えたヴィオレッタ嬢。
とある場所に家を構え、二人で仲良く暮らしているご様子。
良かったね、アルフレード。
平和そうに見えてましたが、実はここでの生活が苦しく、お金のやりくりがヤバイようで。
ヴォイレッタ嬢が隠れて自分の財産を売ってなんとか生活しているようです。
(アルフレードには内緒にしている。面子を守るため?)
ちょっ、アルフレード、あんたって人は!
世間知らずの坊ちゃんめ!!!
それでも、幸せそうなヴィオレッタ嬢。第1幕の苦悩中な姿が嘘のよう!(笑)
パーティーのお誘い手紙が来たって、ポイッ!であります。
すると、ここでアルフレードパパーンが登場。
登場するなり、「息子と別れてくれ」と言い出します。
「私が娼婦だったからですか!?」とヴィオレッタ嬢が噛み付く。
それをパパーンいきなり、
「娘が今度結婚する。兄の嫁が娼婦となると、色々と問題になる。下手をしたら、縁談が破談になってしまう。娘が可哀相だと思わないか?
とのこと。
・・・をい、ちょっと待て。じゃぁ、ヴィオレッタ嬢の幸せはないがしろかいっ!?
パパーン、ひどすぎです!!
「せっかく手に入れた幸せなのに!」とヴィオレッタ嬢が泣いてすがるも、「娘を悲しませたくない」とパパーンが容赦ない追い討ちをかけます。
「お父様が私を娘として抱きしめてくれるならば、諦めます」
と、愛するアルフレードの妹さんのことを考えて、泣く泣く折れたヴィオレッタ嬢。家を出て行くことにしました。
健気すぎ!!!
てか、パパーン。「別れろ」と言った口で「君の幸せを願うよ」とか言うなよ!なんて身勝手な!!偽善者めーーー!!!(怒)
ただ「別れる」だけならアルフレードが納得するはずがなく、考えるパパーンとヴィオレッタ嬢。
ふと、先程のパーティーお誘い手紙を思い出します。
「きっとお父様はこのやり方を反対しますから、黙って出て行きます。さようなら」
と、泣きながら出て行きます。
ヴィオレッタ嬢と入れ替わるように、アルフレード登場。
父親がどうしてココにいるのか不思議に思い、ヴィオレッタ嬢を探します。
が、見つからず困っているとパパーンから「彼女なら出ていったよ」と聞かされるわけです。
「どうして!ボクは信じない!!きっと事情があるんだ!!!」とパパーンに食いつき、ヴィオレッタ嬢を信じるアルフレード。
が、ここで例のパーティーお誘い手紙を発見するや否や、
「パーティに行ったというのか!?(声高らかに)復讐してやる!
「あのアマァ!」と語尾につくぐらいの憤りっぷり!)
ちょっ!?あ~た、舌の根乾かぬ内に何さっきと正反対なこと言ってるの!?(汗)
怒髪天状態でパーティー会場に向かうアルフレード。パパーンも慌てて後を追います。

場面が変わって、パーティー会場。
華やかな中、ジプシー達が歌い踊り、占いまでしちゃいます。
(ここのシーン、大好きです!)
そんな中、主賓と共に登場するヴィオレッタ嬢。(この時の衣装が可愛いんだってば!)
落ち込み気味ながらも健気に元気な風に装います。
と、ここでアルフレードが現れ、主賓と賭け事勝負を開始します。
その様子を見て、かなり心配になるヴィオレッタ嬢。
アルフレードを止めようとしますが、聞く耳持ちません。
仕舞には、「今まで君が売った財産の金額を全部返してやるよ!」と、札束をヴィオレッタ嬢に投げつけます。
坊ちゃま、サイテーーー!
いくら本当の事情を知らないからって、公衆の面前でそんなことするなよ!
もう色々とショックが重なり、その場に倒れるヴィオレッタ嬢。
周りの皆様全員、ヴィオレッタ嬢を心配し、アルフレードを侮辱しまくり、「この場から出てけ!」コールの嵐です。
あぁ、ヴィオレッタ嬢。みんなに愛されてるのね。(涙)
そして、突如アルフレードパパーンも登場し、「そんな息子に育てた覚えはない」と息子を責め出します。
・・・てか、元はといえば、あんたが諸悪の根源だろうが。おい。
自分のことは棚上げですか、そうですか。コラ。

心の中で「本当は愛しているのよ、アルフレード!気づいてほしい!」と訴えかけるヴィオレッタ嬢。
同じく心の中で「私はとんでもない過ちをおかしてしまった」と、今更ながらに思うパパーン。
この二人のハモりシーンの中、第2幕は終了となる。

▼第3幕▼
場面は変わり、とある寂しい家の中。
一人寝巻きでベットにグッタリ中のヴィオレッタ嬢。
病が悪化し、かなりヤバイ具合で進行しているご様子。
(確か結核だっけかな?)
「「もうすぐ会いに行く」と手紙をくれたお父様。全然来てくださらないのね・・・」
「失意の中、私は死んでいくのね。せめてアルフレードに本当のことがわかってほしかった・・・」
と、絶望中。
陰でお医者さんも「これは助からない・・・」と使用人の方にこぼしておりました。
・・・うわ、悲惨すぎて見てられない・・・。
と、そこへ、慌しくアルフレードとパパーンが登場。
今までの真の事情を知ったアルフレードは、「ひどいことをして、辛い目に合わせてすまなかった!」とヴィオレッタ嬢に謝り倒します。
パパーンも「本当にすまなかった!」と娘としてヴィオレッタ嬢を抱きしめます。
遅い。遅すぎだから。
それでも本当のことを知ってもらえて、会えたことで嬉しがるヴィオレッタ嬢。
・・・なんて健気なの?あなたって人は・・・っ!
「あぁ、今とても気分が良いの!治るかもしれない!!」
と、先程までのグッタリダウナーが嘘だったかのように、その場をクルンクルンめっちゃ笑顔で回り出すヴィオレッタ嬢。
・・・て、ちょっと待って。
これは俗に言う、『死にかける前に一度体調が戻る』っていう例の現象ではないでせうか!?
(自分とこのお祖父さんもそうだった・・・)
案の定、またしてもバタンッと倒れるヴィオレッタ嬢。慌てて駆け寄る皆様。
アルフレードに抱えられ、ヴィオレッタ嬢は息を引き取るのでありました・・・。

---------------------------------------------------------
そう、『椿姫』は悲劇のオペラなのです。
しかし、誤解も解け、最愛の人に会えた最期だったところが唯一の救いってことになるのでしょうか・・・?
自分的にはハッピーエンドの物語の方が好みですが、しょうがないですよね。ふぅ・・・。
(だって、悲劇なんて見てて悲しくなるだけだからさ!笑って幸せ気分で終われるハッピーエンドの方が断然いいじゃん!!)

それにしても、オペラ良かったです!生は迫力違うし!!
そして、なんだかブルジョアになった気分を味わえましたし。
(あくまで気分だけ。夢見すぎ!)
難点は、役者と字幕を交互に見ないと内容が分からなかったため、目があっちいったりこっちいったりで落ち着いて見れなかったこと。
言ってる意味がわかればなぁ・・・。(泣)
流石に今回のチケット代はべらぼうに高かったですが、日本の方が役者のオペラなら、なんとか手が出せる値段のようなので、いつかそっちも観てみたいです。

何はともあれ、オペラ最高ーーー!だった夜でした。
ではでは~。

追記:
や、都会って本当いいところですね。
オペラ終わったのが22時だったんですが、普通に居酒屋以外の食事処が平日にも関わらず空いてるって、素敵!
おかげで夕飯食いっぱぐれないですみました。(笑)
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コメント一覧

#36 いいなあオペラ
うわあけっきょく行ったのねオペラ。いいなあいいなあ。
私も行きたかったなー。
ところで私もよりよいオペラ鑑賞法を誰か編み出さないかなあと願っている物の一人であります。
んでもって、椿姫はイタリアオペラだから、情熱的なのも無理はないとおもいまっくす。
でも何故か悲劇が多いというね。っていうか刃傷沙汰が多いというかw
ちなみに私はカルメンが好きです。

日本のオペラは、超有名歌手のオペラ見た後だと、
あややとあややの物真似するマエケンくらい違って見えるかと思いますが、
行く時は是非声かけてねー。
#38 がっはっは。
夏のボーナスでなんとかチケットGETできたよ。v-406
隣に座ってたオペラ通ぎみなおじさんに、「初めてのオペラがコレで良かったね」と言われたよ。
メトロポリタン基準でこれからオペラ観ることになるから、恐ろしいな・・・。
イタリアオペラってそういうものなのか。刃傷沙汰って、情熱的すぎ。
「感情MAXv-412→刃物v-317」のコンボですか、そうですか。
なんかピンときたのは、是非誘わせていただきやす。旦那。

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